水哉寮寮歌第一
<星嶺寮寮歌>

佐久間 辰夫

 

1. 春の宴(うたげ)に 招かれて

精気に詠(え)ひし 梅が枝を

四歳(よとせ)の旅に かざしなば

匂うくれなゐ

花ごろも

 

6. しののめつぐる 彩雲(あやぐも)の

瑞光(ずいこう)ここに 迎ふれば

ああ玲瓏(れいろう)の学苑(その)揺りて

鳴るは美(うま)し音(ね)

永遠(とは)の鐘