第5回総会
2003年11月15日(土)第5回水交会総会がサンケイプラザ大ホールにて開催されました。
総会に先立ち慶應義塾大学・金子教授に講演をお願いしました。
− 金子教授は昭和58年から2年間茨城大学で教鞭を取られていた縁からご多忙の中、
今回の講演をお願いいたしました −
物価も金利も下がる同時デフレ状況にあり世界大恐慌以来七十年ぶりの事態。
特に、日本は「資産デフレ」「消費デフレ」「輸入デフレ」を経て最も恐い「地域デフレ」
の局面に入りつつあるのではないか!と危惧している。
また、「日本のリスクとは誰も責任をとらないこと」にある。
こうした中で国立大学の法人化が推し進められていることへの危機感について茨城大学に一時席を
おかれた立場からするどい切り口で、現在わが国のまた地方のおかれている
諸問題について熱く語って頂きました。
もっと!という方は先生の著を! 2001〜の近著 ↓
- 『日本経済「出口」あり』(木村剛・宮崎哲哉氏との対談)金子勝著、春秋社、2001年
- 『誰が日本経済を腐らせたか』(佐高信氏との対談)金子勝著、毎日新聞社、2001年
- 『月光仮面の経済学〜さらば、無責任社会よ』金子勝著、NHK出版、2001年
- 『共同取材見たくない思想的現実を見る』(大澤真幸氏と共著)金子勝著、岩波書店、2002年
第5回総会開催
糸口会長挨拶と第5期活動報告。常任幹事の紹介に引き続き、来賓を代表して文理・人文学部同窓会会長
並びに名誉会長(現人文学部長)より、挨拶と同窓会及び大学の現状報告がありました。
糸口会長挨拶
挨拶要旨
本日は,多数の会員の皆様ご出席のもとに、盛大に在京同窓会(水交会)を開催することが出来、まことにご同慶の至りに存じます。
また、公私共にご多忙の中を遠路はるばるご出席いただきました同窓会本部、大学側の役員、恩師の方々に厚くお礼申し上げます。
今回は、趣向を変え、初の試みとして会に先立ち講演会を開催致しました。貴重な時間を割いて、特別講演をしていただきました慶応義塾大学の金子教授に,合わせて厚くお礼申し上げます。
さて、水交会も発足以来今年で8年になり,本総会も本日で第5回を迎えることになりました。その間、会員の活発な交流活動により、会も順調に推移し活動も軌道に乗って参りました。 しかし、発足以来未だ日は浅く、同窓会として宿命的な課題であります若年層会員の拡大につきましては、今後共鋭意課題解決に努めて参りたいと考えておりますので,引続きご支援の程よろしくお願い申し上げます。
何れにしましても、"世代を超えた交流の場"を強力に築き上げ、会の活性化を図って参りたいと考えております。また、同時に同窓会本部との連携を密にし、一層会員相互に協力し、親睦の輪を拡げていきたいと願うものであります。
本日も、特別講演会の他に、会場の機能を活用し、大学の最近の様子についての紹介ビデオ上映を予定しておりますので、お楽しみください。
最後になりましたが、大学の益々の隆盛と、同窓会員、卒業生のご健勝を祈念してご挨拶と致します。
来賓挨拶
室伏同窓会会長 村中名誉会長(文理学部長)
村中学部長からは、大学のおかれている現状。特に国立大学の法人化に含まれている多くの課題と目下の取り組み状況についての報告がありました。
懇親会
山口副会長の音頭で乾杯!引き続き懇親会へ。
乾杯(山口副会長) 懇親会へ
文理学部 第1期〜10期生
文理学部 第11〜18回生
人文学部 第1期〜
時間の都合他で幹事サイドで写真取れなかった学年の方スミマセンでしたm(_ _)m
現在の大学風景
正面の大スクリーンに現在の大学、学部の様子や学生生活状況をDVDで放映しました。
大学の広報VTRを編集したものです。→ 茨城大学HPの「広報VTR」をご覧下さい。
校歌並びに寮歌斉唱〜〆
寮歌
水戸小唄 閉会挨拶(小川副会長)
*受付他幹事の皆様ご苦労さまでしたm(_ _)m
受付風景