2011年度記録-第8期-

22年度懸賞論文へ

平成23年度県南同窓会の中止について

会長以下常任幹事及び各学部の幹事の皆さまのご意見も踏まえながら検討致しました結果、誠に残念ながら先にご案内の通り平成23年度の県南同窓会は中止することと致しました。
事情ご賢察の上ご了承の程お願い申し上げますと共に来年是非元気でお会いしたいと思っております。
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県南同窓生各位

 大震災以降も未だに余震が続いていますし原発も終息の目途が立たない状況が続いておりますが、皆様には被害はございませんでしたでしょうか?被災された方がおられましたら、心からお見舞い申し上げますと共に一日も早い復興をお祈り申し上げます。
 さて、例年なら県南同窓会開催のご案内を出す時期ですが、今年につきましては各学部の幹事の各位のご意見もいろいろとお聞きし検討しました結果、 「今年度の総会開催は中止」 させて頂くことと致しましたので、ご通知申し上げます。

 なお、茨城大も五浦美術文化研究所の登録有形文化財「六角堂」が津波で流失した他、校舎や各研究・検査機器類の損壊等で、簿価で33億円の被害と報道されていました。
 大学は入学式は取止めとなりましたが、学内の整備や交通機関の復旧状況を踏まえ、関係各位の懸命のご努力で早期授業再開への目途を立て順次整備中です。
 また、このような状況下でも、全学を挙げて今回の震災調査研究が開始され、去る19日には各地の調査結果を基に中間報告会が実施されました。
 関係機関とも連携しながら更に調査を進め、大学の立場から今後の震災対策への教訓を纏めたいと進められています。
本調査報告は5月の早い時期に速報での公表が予定されていますので開催されましたら、是非ご参加を!
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茨城大HP:http://www.ibaraki.ac.jp/generalinfo/index.html 
*震災調査中間報告会:http://www.ibaraki.ac.jp/events/2011/04/150843.html
*原発事故の影響について:http://www.ibaraki.ac.jp/generalinfo/jishinjouhou/genpatsu/index.html
*理学部・田内広教授のHP(前期の公式な機関の他日立・水戸キャンパス勤務の先生方が線量計を常時持たれて結果を毎日更新Upされています)
http://tauchilab.sci.ibaraki.ac.jp/http___tauchilab.sci.ibaraki.ac.jp_radbiol.htm/Welcome.html
*また、「岡倉天心記念六角堂等復興基金」募集も始まっており、文部科学省、茨城県、北茨城市等と連携しながら復興を目指しています。

震災調査報告会開催

平成23年6月1日 (水) 13時~17時「茨城大学東日本大震災調査報告会」 水戸キャンパスを拠点に工学部、農学部はVCSを利用して開催されました。
学長挨拶に続き各先生方から地域に密着した調査結果について報告がありました。

文理・人文学部同窓会第27回理事会開催

平成23年7月2日、文理・人文学部同窓会の第27回理事会が、三の丸ホテルで開催されました。
開会-野口会長挨拶-佐々木人文学部長挨拶の後「22年度事業・決算報告」「23年度事業計画・予算」が審議・決議。続いて今回は昨年度実施しました”学生懸賞論文入賞者への受賞式”が実施され、岡村・久保田さんが表彰を受けられました。
論文への講評の後、受賞のお二人から応募の動機や言いたかった事等が披歴された後、懇親会となりました。
なお、赤津会長・石嶋副会長・地頭所幹事長も参加。また、赤津会長は6月17日の同役員会へも参加されています。
岡村・久保田さんには後で投稿お願いしました!現在岡村さんは4年生、久保田さんは今春卒業され就職されています。

 
                   理事会風景(野口会長挨拶)      論文入賞者(左から久保田・岡村さん)                 

7月12日岡村 美帆さんのより次の通り論文の要旨、執筆の動機等を寄せて貰いましたのでご紹介します!
"地方国立大学でのキャリア教育とその展望"<要旨>
 2010年の大学生の就職率は60.4%であった。かつてないほどに大学生の就職は難しくなっており、超就職氷河期といわれることもある。しかし、就職が難しいにもかかわらず、就職してから3年以内に辞めてしまう若者の割合は3割を超えている。ただ就職するだけではなく、就職後も安定してキャリアを積み上げていくということがますます重要になっているのである。
 このような長期のキャリアまでを見据えた場合に、大学時代にどのような教育機会を活かしていけばよいのか。とりわけ、首都圏の私立大学とは異なる就職状況にある地方国立大学では、どのような特色のあるキャリア教育が求められるのだろうか。この点を学生の視点で考えていくことが本論文の目的である。

 私が提案するのは、現役学生と、OB・OGを繋ぐWeb上のシステムだ。地方国立大学である茨城大学を例に考えてみると、多くの卒業生が地元である茨城県内の企業に就職しているため、社会人として働いている方々が近傍に多数いる。この点は地方国立大学の大きな利点である。
既存の同窓会名簿の情報を活かしつつ、これからはWeb上での現役学生とOB・OGとの交流が可能であれば、学生にとって大変貴重な機会になると考える。具体的には、茨城大学の学生と、OB・OGだけがアクセスできるソーシャルネットワーキングサービスの構築である。

 Facebookやmixi、GREEなどの既存のソーシャルネットワーキングサービスでは、情報を限定的に配信することは不可能である。これら従来のサービスでは、自分の情報が全世界に公開されてしまうため、プライバシーの保護は難しく、自分の情報を流布させることに多くの方が抵抗感を抱くだろう。しかし、ネットワークサービスにパスワードを設け、サービスの範囲を大学の関係者に限定することによって、情報が必要な人だけに必要なことを伝えることができる。また、Web上のサービスなら従来の紙媒体の名簿より管理や更新も容易で、現役学生は最新の情報をいつでもどこでも掴むことが可能になる。

 このような、学生とOB・OGとの繋がりがあれば、地方国立大学のキャリア教育にとって有意義で、さらには大学自体の一層の発展にも結びつくのではないだろうか。

=執筆の動機=
 自分自身が就職活動をしていた際に、人文学部同窓会名簿を活用してOB訪問を行い、とても有意義な話をたくさん聞くことができました。その経験から、もっと多くの学生にOBの方々と関わる重要性を理解してほしいと思ったことが、この論文を書こうと思ったきっかけです。
 論文中にも書いたように、現在入社後3年で辞めてしまう若者が3割いるという現状があります。この現状の主な原因は、仕事に対する具体的なイメージを持たないまま“なんとなく”入社してしまい、実際に仕事をしてみると、『思っていた仕事と違った』といって辞めてしまうということです。このことからも、やはり実際に働いている方とお話しする機会は大変重要だと自身の経験からも実感しています。

=最後に=
 先日は、同窓会理事会兼懸賞論文表彰式にお招きいただき誠にありがとうございました。このような素晴らしい賞をいただけたのも、先輩方のご支援・ご活動のおかげだと心より思っております。実際に式に出席し、多くの先輩方とお話しでき、大変有意義な時間を過ごすことができました。
 最後に、私が現役生を代表して先輩方にお願い申し上げます。
 論文中に何度も記述した通り、実際に働いている先輩方と現役学生が触れ合うことは就職活動期だけでなく、入社してからのキャリアを見据えた時に、大変重要なことだと私は考えます。どうか、後輩から連絡を受けた際には、快く会っていただければ幸いです。今後とも、今までと変わらぬご支援のほどよろしくお願いいたします。

平成23年7月12日
                   茨城大学文学部社会科学科4年次
岡村 美帆

論文はこちらから⇒

農学部で混声合唱団演奏

2011年8月11日(木) 12:30~12:50茨城大学の混声合唱団の有志9名が、農学部図書館1Fロビーで”サマーコンサート”を開催。
震災応援歌としても歌われている「心の瞳」「アンパンマンのマーチ」そして会場の方も一緒にと「上を向いて歩こう」最後はしっとりと「夢みたものは・・・」を!アンコール!の声にまだ大丈夫ですか?と図書館に聞きながら1年生を含めて9名全員が歌える曲?ということで校歌を!同窓の方は大喜び!
学内の学生さんと一緒に県南同窓会、阿見町音楽祭関係者にも楽しんで貰いました。
 
練習は林の中で      コンサート風景↑↓

コンサート終了後、皆さんの話を聞きましたら、つくば市で佐久間先生指導の少年少女合唱団からChorusを続けおられる方や中学の時にNHK合唱コンクールで関東甲信越大会まで出場されて方など素晴らしい環境で音楽の才能を伸ばして来られた方々! ますますの活躍を期待!してお別れしました。

菊間ひろみさん「英語を学ぶのは40歳からがいい」幻冬舎新書より出版

赤津同窓会長より、後輩(人文学部15回生)の「菊間ひろみ」さんが
「英語を学ぶのは40歳からがいい」という本を出された!と紹介を受けました。
とても面白い&役立つ本だと思います。特に、これまで、どうも英語は~^^;と思われていた方是非読んで見て下さい。
なお、赤津会長と菊間さんとの繋り他詳細は→
 アラカルト

在京同窓会開催

文理・人文学部在京同窓会「水交会」が10月22日開催され、県南同窓会メンバーも多数参加されました。
また、同席で新しく県南地区在住と解った方もおられました。来年からは是非参加を呼びかけたいと思っています。

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